パートナーのお仕事に伴いワーキングホリデーのVISAでオーストラリアに渡豪された法学部出身のSaki.Kさん。エージェントを通さず、当校に直接お申込みをされた行動派です。オーストラリアでオフィスでの仕事に受かったSaki.Kさんがスコッツイングリッシュカレッジで見つけた今後の課題とはいったい何だったんでしょうか?
SK (サキさん):社労士の仕事に受かりました!
S:そうだったんですね。おめでとうございます。ホスピタリティ系の仕事などを探されていたので。。。法学部まで出られたのに宝の持ち腐れのような気がしていたんです。日本での仕事も社労士だったんですよね?
SK:そうです。オフィスでの仕事がしたかったので受かって良かったです。
SK:日本人向けのウェブサイトの求人で見つけました。S:ということは日本の会社ですか?
SK:いえ。日本の会社じゃないです。S:すごいですね。じゃあ英語でオフィスワークとなるわけですね。
SK:今の段階では、パソコンを使って人とすぐ喋らない仕事の方が得意なので、オフィスワークで良かったと思っています。スピーキングだとちょっとしたこと、例えば、ラストウィークとネクストウィークなんていうのをうっかり間違えちゃうので、やっぱり確認しながらできる仕事で良かったなと。英語で時や日、数字を表すのが苦手なんです。大丈夫でしょうかね?S:大丈夫ですよ。多分慣れだと思います。誰でも最初は怖い気持ちがあるものです。
SK:だといいんですが。
S:ところで、どうやってスコッツイングリッシュカレッジを探されたんですか?
SK:ウェブサイトで調べました。英語でSydney, Cheap, Schoolと入力して調べて。ランキングが色々出てきたので。リンクからリンクへ飛んでたどり着きました。直接連絡したら安くなりそうかなと思って電話しました。
S:そうだったんですね。
SK:もともとオーストラリアに来た段階では、語学学校に行かずにそのまま働こうと思ったんです。でも、全然英語の勉強してなかったし、仕事探しも不安だし、友達もいないしで、到着後2週間ぐらいしてから学校を探し始めました。
S:大学で英語を勉強したのが最後だったんでしょうか?
SK:そうですね。
S:ということは一年ちょっとブランクがあったってことですか?
SK:高校の受験の時に英語の勉強を一生懸命したくらいで。大学一年の時に必修で勉強しましたけど、簡単でしたし、スピーキングなんてほとんどやらなかったので、かなりブランクあります。
S:そうだったんですね。結構、英語ができそうな雰囲気をお持ちだったので。。。
SK:(笑)自信がなかったので、ここに来ました。でも本当に最初は喋れなくて。半分くらい分かるけど、回答がうまくできない!
S:いつ頃、話せるようになってきたと感じましたか?
SK:特に明確な時期は覚えてませんが、友達と話をしていた時にふと実感しました。それから、PRONCOM(発音矯正コース・コミュニケーション)授業は大きかったです。やったこともなかった授業だったので、すごい刺激になりました。
S:あのときのPRONCOM(発音矯正・コミュニケーション)コースの先生はパトリックでしたっけ?バートでしたっけ?
SK:パトリックとバートの両方です。どっちも良かったんですけど、パトリックは日本にいたから日本人の発音に敏感だし、なんでこう言っちゃうのかっていうところまで説明してくれるんです。
例えば、「ぱぴぷぺぽ」だけど日本語の「ぱ」じゃないよと言ってくれるし。英語の「パ」の違いまで具体的に説明してくれるからカタカナ英語から抜け出すのにすごいよかったし。。。と言うより。。。なんか抜け出した方が良いなって思いました。
S:なるほど、私もちょっとだけスラヴカ先生に教わりましたが、夢に出てきそうなくらいやらされて大変でした。
SK:本当に覚えなければいけない構文が結構長くて、旅行に行っていた時もずっと構文を口走ってリピートしてました。
結局それが日常生活に使えるフレーズだったので、本当に役立ってます。
S:現在、日本人のパートナーと生活されているので、今後日本語での生活が多くなると思いますが、英語力をどうやって維持するかというところが問題になりますね。
SK:それが、ちょっとどうしようかなっと思っています。一人で暮らしていた方が、英語に触れる機会があるだろうなと。今の生活は本当に恵まれていますが、なかなか英語を維持するのが大変かなと思います。でも、仕事の時に出来るだけ使おうと思います。
S:ははは。ところで、学校で勉強したのは10週間ですね。早かったですね。
SK:本当に早かったです。ヒナさん※が最初にいらっしゃったのが本当に大きくて。彼女はアクティブだし、たまに会うんですけど、何回か海外に来ている経験もあるから発音もきれいだし。カタカナ英語じゃないから、発音矯正しなきゃっ!て気になります。
彼女の影響もあって、ここにくるまではとにかく伝わればいいやという感じだったんですけど、もうちょっと英語っぽい英語をしゃべりたいなってことに気づけました。
※スコッツイングリッシュカレッジに在籍していた学生。インタビューはこちらから。
S:そこまで気持ちがたどり着けたのですね。素晴らしい。
SK:はい。PRONCOMやヒナさんと出会って、どうやったらネイティブ英語に近づけるのかなという課題が見つかったので、本当に良かったです。
S:課題が見つかるってことは大切です。学校を出てからは一人での戦いですが、今後、同窓会のようなことをやってみんなで励まし合えるといいですね。
SK:はい。ぜひ、みんなとまた連絡とり合いたいです。
S:サキさんに出会えてよかったです。応援してます。シドニーで頑張ってくださいね!
インタビュー後の感想
すでに日本でお仕事されていたサキさんは、自立された方で一人でも興味のあるところには自ら出向くタイプの方でした。実はこのインタビューの後、別のオフィスワークにも受かり、現在はそちらで仕事をされているとのことです。WHビザで仕事を探す場合、オフィスの仕事を得るのはなかなか大変ですが、驚くほどスムーズに仕事を見つられたのは、しっかりとした目標を持ち、英語を真剣に勉強していた事実があったからだと思います。
オーストラリアでのオフィスワークは確かに大きな挑戦かもしれませんが、サキさんにその能力が備わっていることに間違いありません。スタッフ一同、彼女がオーストラリアで素晴らしい成功を収めることを心から願っています。