今回は高校の夏休みを利用して２週間だけ当校で短期留学されたATさんにお話しを伺いました。18歳のATさんは一人で飛行機に乗り、寮に滞在し観光ビザで来豪されました。２週間だけのオーストラリア。人懐っこくて元気いっぱいのATさん、この短い期間、スコッツイングリッシュカレッジで何を得たのでしょうか？

S（スコッツ）：この２週間どうでしたか？
A（ATさん）：いや、めっちゃ楽しかった！
２週間でも意外と色々周れて、自分の行きたいところに行けたから割と充実してました。英語学校も２週間だからこそ良かった。やっぱり金曜日がお休みっていうのがすごく良かった。金・土・日で３日間休みだからフェリーに乗ったりして遠出が出来てじゅうぶん観光ができました。

S：ATさんは一人で学校近辺を散策したり、オペラハウス近辺を歩いたり、ロックスから学校まで徒歩一時間かけて通ったり、勇気があって本当にすごいですよね。
A：ポテトチップスを食べたからカロリーを消費したかっただけです(笑)

S：でも、この前の遠足はどうでした？怖い、怖いって言ってたけど。
A：本当に楽しかった。マジで来てよかった！
ヒナちゃん（クラスメート）がいないから。。。知ってる人が来ないから、知らない人とどうやってコミュニケーションとればいいかと思って不安だったんです。

S：英語ができないからというわけではなかったんですね。
A：あ、ちょっと聞き取れなくて集合時間聞き逃したら大変だろうとか、そういう怖さもありましたが。。。

S：あんまりATさんが怖気づいてたので、あの日は思わず学校に行く前にサーキュラキーの集合場所まで顔を出してしまいました。せっかくの高校最後の夏休みだからいい思い出を残してもらいたかったんです。でも、みんな優しかったでしょ？
A：ハルナさんが本当に来てくれるとは思わなくってビックリしました。みんな本当に優しかったです。

S：良かった。英語を話す機会はありましたか？
A：フェリーで写真を撮ったり、隣に座ったリリーさんと自己紹介し合ったり、普通にフェリーに乗っていた赤ちゃん連れのご家族ともちょっとしゃべりました「かわいいですね！」って話かけたり。

S：こっちはフレンドリーですからね。話しかけやすいですよね。
A：犬に英語で話しかけたりとかもしました（笑）「犬種はなに？」とか。

S：日本で英語を勉強するのとはやっぱり違いますか？実際に話す機会があるという意味でも良かったんでしょうか？
A：日本だとカジュアルに他人に話かけることってないじゃないですか？こっちは違いますね。実体験で英語の勉強ができました。

 

S：２週間だけでしたが、いかがでした？
A：たった２週間なので語学力がめっちゃ伸びるってわけでないと思うんですけれど、でも英語に対する考え方が変わったような気がする。より身近なものになったと思う。抵抗力がなくなりました。

S：日本での英語の勉強だけではそういったマインドを得ることはなかなか難しいですよね。
日本の学校で勉強するのは日本人同士での会話で、定型文を言うって感じだし。文法通りにやらないと間違いってなってしまうけれど、こちらでは文法が間違ってても問題ない。伝わればいいという感じだし、単語を並べるだけでも、言いたいことをくみ取ってくれる。ジェスチャーも大きいし、すべて英語だから頑張って聞き取ろうとできるし、自分から英語を学ぼうという姿勢になれた。

S：そういう姿勢は大切ですね。ところで、スコッツイングリッシュカレッジのクラスのメートには、日本人の方もいますけど、ほかの国の人たちもいて、日本ではあまり出会わないような人たちと勉強したことについてどう思いますか？
A：自分は18歳だから、似たような年代の学生や先生だけの小さな世界しか知らなかったけれど、今回、自分とはまったく違う世界の人たちと出会えて新しい発見があった。子供のいる人、すでに社会に出て仕事の経験のある年上の人、大学生と出会う機会ができてすごく世界が広がったと思う。

S：つまり英語だけではなく、視野も広がったということですね。
そうです。社会に出ている人たちの話を聞くことでかなり勉強になった。この学校で人脈が広がったことが大きな収穫かなとも思う。

S：また、来たいと思いますか？
A：思う！思う！また絶対来たい！大学生になったら１年留学したい！

S：そう言ってもらえてうれしいです。18歳で一人で来られて、よく頑張っていらっしゃるなぁと思っていて本当に感心していました。スコッツイングリッシュカレッジの日本人の卒業生、在校生LINEグループで、お友達とも学校とも繋がっているし、ぜひまた機会があったらシドニーに来てくださいね。
A：はい。本当にまた来ますね！

 

インタビュー後の感想

とても人懐っこく誰とでも気兼ねなく話せるATさん。高校生ということで、いつも気にかけてはいたのですが、特にその必要もなかったようです。日本人の学生は物静かな方が多いのですが、彼女に至っては冒険心もありチャレンジャー！このままオーストラリアでの経験を活かして日本でも英語の勉強をしっかり続けてほしいです。そして是非、スコッツイングリッシュカレッジにまた来てくださいね！

追記：このインタビュー記事を確認していただいた際にATさんからメッセージをいただきました。
『本当に貴重な経験をさせていただいて有難うございました！このインタビュー記事を見て留学に行きたいと思う高校生の子が増えてくれることを願ってます♪』